2004年10月23日午後5時56分M6.8震度7の大地震発生。折りしも、わがクラブは夜例会で越路町(現長岡市)のもみじ園にて茶席の準備万端、大宮会長の開演挨拶の最中激震が走る。ほうほうの態で全員無事に帰路に着く。翌朝、直ちに会員の安否確認と情報収集を開始。復旧対応を講ずる中、28日午前9時「国際ロータリー第2560地区中越地震災害対策本部」を立ち上げ、長岡クラブを核とした支援組織により、全被災地の支援に当たる。わが国ロータリー初の独自組織を結成、全国の範となりうる「ロータリーによるロータリーの支援」を展開しました。(報告書・DVD参照)
2004年は7月13日の水害と10月23日の中越地震で、災害復興支援活動に忙殺された1年であったといっても過言ではありません。特に中越震災では、横山芳郎ガバナーの依頼によって長岡に現地対策本部が設置され、当クラブの鈴木重壱クラブ幹事が現地対策本部長に任命されました。被災した全てのクラブを対象にしたロータリー単独の支援組織が立ち上がり、長岡クラブは第2560地区の核となって、各クラブと協力し、全力で救援、復旧、復興活動を推進いたしました。このことは全国のロータリーでも前例のない歴史に残る画期的な活動だと思っています。
第54代会長 大宮右而
報告書
災害対策本部
支援対策の検討風景
地区ローターアクトクラブと一帯となっての復旧支援(現地対策本部前にて)
輸送隊による救援物資の配送
長岡市制100周年の記念すべき同じ年に、55周年を迎えました。記念事業として、災害時や子供たち教育実習に役立てて欲しいと10人乗りの手こぎボート(Eボート)3隻とライフジャケット30着を長岡市に寄贈させていただきました。
第55代会長 長部三郎